北海道留萌市の巻


JAS193便A300型 平成12年6月26日(月)、衆院選挙の翌日です。
 商店会長ってのは選挙期間中、超〜人気者なんですが、今回は自分自身の活動が忙しくて人気者になっていられませんでした。
 もちろん、立候補したわけではありません。地元にいない時間が多かった、という事。今日は北海道は留萌です。

 小雨模様の東京から、朝8時55分発のJAS193便A300型に乗って旭川です。
 飛行機の窓から見た旭川は快晴、でも山にはまだ雪が有ります。
車窓からの風景 車窓からの風景
 旭川から約2時間のドライブ。車の窓からは、到底、写真では伝えられない素晴らしい風景がたっぷり。特に緑の鮮やかさは一度、見て下さい。
松本さん、浅田さん、大石さん
 写真真中は、今回私が講演する留萌青年大学事務局超の浅田さん、左側が留萌青年会議所の松本さん、右側が同じく青年会議所の大石さん。
 
松本さんと大石さんが旭川空港まで私を出迎えてくれました。
光風館石亭
 留萌到着後、宿舎の光風館石亭にチエックイン、そして食事。なんとここは、平成6年に北海道、道東三泊四日も観光旅行の時に昼食をとったホテルでした。

 夜7時からの講演までの間、留萌観光協会副会長でガソリンスタンドを経営されている対馬健一さんに留萌を案内していただきました。
 対馬さんは昭和48年卒の早大OB、日本中に卒業生がいるんだなあ、と少し嬉しくなりました。
対馬さん 私 黄金岬
 最初に案内された黄金岬でお互いの記念写真。
 ここは岩場ですが海水浴も出来ます。冬場は防波堤にぶつかる波が凄い高さまで上がるそうで、世界三大波頭港と言われています。
 ちなみに、あとの二つはインドのマドラスとスペインのなんとかっていう港だそうです。「誰が決めたんですか?」と聞きましたが「誰が決めたか、誰も知らない」というお返事。好きなんだなあ、こういう話。
留萌港
 留萌港。

 現在は石油、セメント、木材が取り扱い量の大部分を占めていますが、今後は北海道内陸部、北の方の物産品を関西方面に送る事を目的としたフェリーの誘致活動をされているそうです。
千望台からの風景 千望台からの風景
 留萌の町が一望出来る千望台に連れて来てもらいました。絶景です。
五十嵐億太郎翁の像
 千望台に立つ、港や鉄道の建設に功労のあった留萌の恩人、五十嵐億太郎翁の像です。
礼受牧場畜産館 海岸線 私
 礼受(レイウケ)の丘にある礼受牧場畜産館。
 畜産館2階の軽食ビュッフェ「トリム」から見る海岸線。トリムのバルコニーで記念写真。この後ろに落ちる夕日が日本一!だそうです。ただ、「夕日の美しさ日本一」という場所が日本全国で100ヶ所位あるそうです。
風力発電の風車 佐藤信子さん
 礼受の丘の風力発電の風車。
 牧場畜産館の前で「トリム」のオーナーの佐藤信子さんと。
 佐藤さんは郷土料理研究会「おいしんぼクラブ」の代表もされています。

 NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」の舞台になったのは留萌といわれておりますが、撮影は留萌と深川の中間にある沼田町の恵比島(エビシマ)という無人駅で行われました。対馬さんがここに案内してくれました。
明日萌(アシモエ)駅 私 駅の内部
 有りました!あの明日萌(アシモエ)駅です。駅の内部、この写真の左側のベンチに萌ちゃんはおきざりにされていたんですねえ。
明日萌駅のプラットフォーム
 明日萌駅のプラットフォームで。

 今でもこの深川と増毛(マシケ)の間は通常ダイヤで列車は運行しています。

7月15日から8月20日まで、深川〜留萌の間では一日一往復SLが走ります。
中村旅館 対馬さん
 おなじみ中村旅館。
 中村旅館の中で対馬さんにポーズをとってもらいました。
 この撮影現場に年間40万人の観光客が訪れました。
講演の様子 講演の様子
講演の様子 講演の様子
 恵比島から戻り一休みしてから商工会議所会館で講演会です。
 こんなに大勢の方が私の話を真剣に、また楽しそうに聞いてくれました。

 講演終了後、主催者有志の方達との懇談会を開いていただきました。
 海の幸がいっぱい。食べるのに忙しくて写真撮るの忘れました。
明日萌駅のプラットフォーム
 食べる物は撮り損ないましたが、懇談会に参加してくれた美女6人の記念写真は忘れません。


 翌朝、留萌の町を散歩です。
留萌駅前の商店街 留萌駅
ガイドマップ立て看板 留萌駅のプラットホーム
 朝の留萌駅前の商店街、留萌駅、駅前広場のガイドマップ立て看板。
 留萌駅のプラットホームから隣の「大和田」方向を撮りました。

 旭川に到着して飛行機を降りた時から湿気の少ない爽やかさには驚いていました。北海道の6月は素晴らしい季節です。
 周りに高い建物が無いだけで、こんなにのんびり気持ちになれる、ズ―ッと向こう側、地平線まで畑が続いている、これだけで感動です。
 「冬は厳しいんです」と言われました。しかし、その過酷な半年の生活が楽しくなったら、間違い無く世界一暮らしやすい土地でしょう。

 楽しい半年にするために皆で知恵を出し合うのが必要では、と思いました。「楽しいって?」という所からスタートすると意外と答えが簡単にでるのでは、と感じた留萌の町でした。
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