岡山県岡山市・津山市の巻


 シトシトジメジメ、本格的な梅雨(つゆ)です。
そりゃ6月の12日、ど真中なんだから当然だとは思います。
この国に生まれて50年以上経っているんだから知ってはいますがやっぱりうっとおしい。朝の配送業務も雨が降ってると足元が滑ってやりずらいんです。「もっとカラッとした天気にならないかな〜」と考えながら家を出ました。
今回の目的地は岡山市と津山市。山陽新聞社さんからお呼びを受けました。

 岡山県は美作(みまさか)、備前、備中の三つの藩から出来ました。
県北の美作の中心が津山、県南が備前でその中心が岡山。
県の西側が備中で倉敷市が中心で、今回は備前と美作に伺うことになります。こうやっていろいろな所にお邪魔して感じるのは昔の幕藩体制の地域割が今でも強く残っている事にビックリします。昔の行政区割りの方が合理的だな、と感じることが少なくありません。
新幹線のぞみ 6月12日(月)、12時56分東京駅発かものはしのような新幹線のぞみ15号で岡山に向かいました。新幹線で新神戸より西に行ったことがありません。学生時代に九州を旅した時は名古屋から寝台特急に乗った記憶が有ります。

 広島には大学の先輩がいたもんで、伺ったことがありますが、岡山県は初めてお邪魔します。大好き新幹線にもたっぷり乗れて、マスカットに桃に祭り寿司、楽しみですなあ。

 今、運転手さんからのアナウンスが有りました。飛行機では聞いたことがありますが新幹線では初めてです。「ただいま、最高速度280キロです」という放送。確かに早い、立派です。あんたの早いのは分かったからもう少し抑えてもいいよ、そんな気分のスピードです。
若狭さんと土佐さん
 岡山到着16時10分。

 岡山駅には山陽新聞社編集局次長の若狭さん(左)と編集局経済部長の土佐さん(右)がお迎えに来てくれました。土佐さんは私と生年月日がまったく一緒だそうです。

 この方に今回、お世話になります。
岡山駅 桃太郎の銅像 ホテル グランヴィア
 岡山駅です。駅の前に桃太郎の銅像がありました。この立派なホテルが今日の宿泊先「ホテル グランヴィア」です。

 ホテルにチエックインして早々に講演会。講演会場は岡山プラザホテル。日本の3庭園の一つ、岡山後楽園の側に有るホテルです。
講演中の私 講演会場
 山陽時事問題懇談会岡山会場、金屏風の前で講演です。
大勢の方が楽しそうに聞いてくれました。
鯨の皿を持つ板さん 板前さんと女将さん
 講演終了後、お楽しみのお食事。岡山でも格式の高い料亭「山留(やまどめ)」さんに御招待していただきました。
板前さんの持っているお皿には鯨が乗っています。
板前さんとお女将のツーショット、お女将から岡山のことをいろいろ聞かせていただきました。でも、美味しかった〜。
最後に出てきた瀬戸内海の天然物の鯛を使った鯛茶漬、上品な味で絶品。山留さんの電話番号?聞き忘れました。
後楽園300年祭のモニュメント 路面電車
 翌日は早く起きて岡山の街を朝の散歩です。駅前の大通り、「桃太郎大通り」に有った後楽園300年祭のモニュメント。
 岡山駅前が始発、終点の岡山電鉄(おかでん)の路面電車。
市ではこれを環状線にしたいようです。
岡山シンフォニービルデイング 旭川沿いの散歩道
 大通りを歩いていたら岡山シンフォニービルデイングの前に来ました。
そのまま歩いていたら旭川、写真は旭川沿いの散歩道です。
岡山城
 岡山城、外壁の下見板が黒塗りのため、「烏城(うじょう)」の別名があります、きれいなお城です。

 備前国邑久郡から起こった宇喜多直家が天正元年(1573年)秋にこの地に入り、この地の豪族であった金光氏の小城にすぎなかったこのお城を直家の子、秀家が城普請をして、慶長2年(1597年)に天守閣が落成したそうです。この天守閣は2階建ての建物を大中小の三つに重ねた3層6階の見事なものです。

 昭和6年に国宝の指定を受けましたが、昭和20年(1945年)6月29日の空襲により焼失。現在の天守閣は昭和41年(1966年)に鉄筋コンクリート造りで再建されましたが、外観は全く旧来通りに復元されたようです。
岡山県庁 竹久夢二郷土美術館
後楽園
 烏城を通って相生橋に出ました。相生橋方面から見た岡山県庁。

 相生橋を渡り左に折れて、「旭川さくらみち」という散歩道を歩いて蓬莱橋。蓬莱橋の側に有る竹久夢二郷土美術館。

 そして後楽園に入りました。後楽園方面から見た烏城です。きれいでした。
後楽園 後楽園
後楽園 後楽園
後楽園正門
 水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ日本三大名園の一つ、岡山の後楽園です。

小雨も降って「菖蒲を見るなら今日が最高」、という日でした。

正門の前で記念写真、2時間40分の散歩でしたが1日ぐらいじゃ腹はヘっこみません。


 本日6月13日の講演会場は津山市です。
 山陽新聞の土佐さんがお迎えにきてくれて新聞社の黒塗りの車で会場までのドライブ。
 約1時間30分で津山市に到着。
津山のメインストリート 津山のメインストリート
 津山のメインストリートです。
空き店舗 空き店舗
 日本中の地方都市でも見られるようになってしまったメインストリートの空き店舗。こうなると苦しいんですよ。
津山国際ホテル 天野さんと苅田さん
 講演会場の津山国際ホテル。懇談会スタッフの方を撮りました。
 右側が山陽時事問題懇談会事務局の天野さん、左側は山陽新聞津山支社長の苅田さんです。
講演中の私 講演会場
 講演会場内の風景です。「20人ぐらいの方が集まられます」と言われていたのに、なんと35人。皆さん真剣でした。
若手経営者の皆さん のぞみ22号
 講演終了後、津山の若手経営者の皆さんが案内してくれました。
 皆さんとの記念写真。もっとゆっくりお話を聞きたかったのですが新幹線の時間もあったので、「この次は必ずゆっくり来ます」と約束して、失礼してきました。
 帰りの新幹線はのぞみ22号、いかにも早そうなやつでした。
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