平成12年11月4日(土）、午前10時38分東京駅発の新幹線ひかり149号に乗って滋賀県は甲西町です。 11月4、5日の二日間、「産業フェア」という町のお祭りです。今回サブタイトルに環境を入れたので、私が呼ばれました。 　JRの米原駅に到着、向かいにあるのが近江鉄道の米原駅です。 　米原から長浜に向かいました。長浜は町づくりで有名な所、お勉強させていただきに来ました。歌舞伎、まちづくり役場、おなじみ黒壁ガラス館、そして灯り、光、を取り入れた新しい施設など、伺うたびに新しい発見をさせてくれる町です。 　写真はお洒落な本屋さんの文泉堂さん。 店内でご主人の吉田　豊さんとお話をしました。今日はドイツからのお客様のためにお茶のお手前と琴の演奏をお聞かせする準備でお忙しいところにお邪魔してしまいました。 　この長浜を有名観光地にした仕掛け人、(株）黒壁の社長が、この笹原さんです。『こんなゴツイ顔でどうしてあんなお洒落な店が出来るのかなあ』と無礼な事を言っても『俺の意見が通らないからさ』とかるくいなされます。笹原さんから新しく始める『光と環境』をテーマにした施設を説明してもらいました。 『これからどうするの？』と聞かれたので、『食事してそれから彦根に向かいます』と答えたら、炉端焼きと松茸御飯を御馳走になりました。日本中に知り合いるってのは、幸せですなあ。 あんまりおいしかったので、写真を撮り忘れました。場所は焼肉の[ぎおん]さんの裏です。『早稲田商店会の紹介で来た』と言うと、サービスがあるかもしれません。『あ、そう』と言われるかもしれませんが。 長浜でたっぷり御馳走になって、次の目的地は彦根です。 　彦根の銀座通りという商店街に在るのが[ＡＣＴ]（アクト）という滋賀県立大学の学生さん達と町の人達が一緒に作った施設で代表の三木君、前代表の都賀君とお会いしました。 写真は銀座通りとアクトの入り口、そして店内です。 　この銀座通り商店街のお隣が花しょうぶ商店街。 その花しょうぶ商店街にある旅館「とばや」さんの御主人、和田一繁さん(右）と一緒に記念写真です。左が都賀君、真中が三木君です。 彦根のアクトを後に本日の最終目的地、甲西町に向かって名神高速道路をドライブです。 　「竜王インター」を降りて約20分、宿舎のサンクレスト甲西ガ見えました、立派なホテルです。ホテルには甲西町役場総務部企画課の上西（じょうにし）さんが、出迎えてくれました。 ホテル到着が7時、早々にホテルの前の道路を越えた所にある素晴らしい料亭「やまりゅう」さんに向かいました。実は6時30分から町長さんも御同席で地元商工会の皆さんとの懇談会がセットされていました。皆さんをお待たせしてしまいましたが、美味しい「はも料理」と土地の「鮎」が出てくりゃあ、遅れたことも忘れていただけます。 　皆さんと、楽しく、美味しく、懇談会です。 　甲西町の関　治夫町長さんとのツーショット。 町長も早稲田の卒業生だそうです。 あ、俺は中退でした。 　翌日は、今回の旅の本当の目的、甲西町産業フェアへの参加です。 　しかしイベント会場に行ってビックリ、凄い人出と参加、出展の内容の高さ。 　偉そうに体育館で講演させていただきましたが、こちらが教えていただくことばかりです。 　講演終了後、上西さんの運転で草津駅まで送っていただきました。草津駅から琵琶湖線で京都、15時41分京都発のひかり326号で東京に戻ります。良いアングルで新幹線が撮れたなあ、と思ったら人が前を横切ってくれました。最後の写真は京都駅のプラットホームで買ったお弁当「京グルメ」980円です。これを食べながらの帰京です。 　今回は本当に勉強させられた、実りの多い旅でした。今後、長浜と、彦根と、そして甲西町と緊密な連携をとって、楽しく町づくりが出来たら嬉しいなあ〜、と心から思った、滋賀県甲西町でした。