事業内容
在宅IT教育
身体的に重度の障害をもっているために、一般の専門学校やパソコンスクールに通うのが困難な方を対象に、在宅のままで情報処理技術を身に付けられる2年間の講習を、東京都の補助事業として実施しています。
技術だけではなく、就労に必要なビジネスマナーや社会性を備えた人材の育成を目指しており、150人を越す修了生の8割は、在宅雇用やフリーランスなどなんらかの形で在宅で働いています。
また、東京しごと財団が実施する障害者委託訓練事業の受託機関とし、短期間で特定の技術を集中的に身に付ける講座を実施しています。
在宅雇用支援
障害のある人を中心に、一定の業務経験や知識、技術等をもつ方を対象に、就職のお手伝いをしています。
重度の障害があっても、働きやすい環境さえ備わっていれば、もてる能力を発揮し、さらに伸ばしていくことが可能です。
私たちは「テレワークで働きたい人」と「働いてほしいと考える企業」、それぞれのニーズをつなぐ架け橋になりたいと考えています。
在宅就労支援(葛飾福祉工場「es-team」)
「はたらくカタチは、ひとつじゃない」をスローガンに活動している、在宅就労グループ「es-team(エス・チーム)」の運営にも関わっています。
グループを構成するのは、東京都葛飾福祉工場の在宅就労スタッフと、フリーランスのメンバーたち。
テレワークを活用し、一人ひとりのコンディションなどに合わせて働きながら、WEBサイトの企画・制作、グラフィックデザインなど質の高い仕事をチームで請け負っています。
IT利用支援(東京都障害者IT地域センター)
障害のある人のIT機器の利用に関する相談等や支援者の養成を行っている、東京都障害者IT地域支援センターを運営しています。
センターには、200種類を超える情報支援機器を展示されており、障害のある人とそのご家族や、区市町村にてIT利用支援を担当する職員などからの各種相談をお受けしています。
また、IT支援者養成研修を実施するほか、センター内やメルマガ等にて、障害とIT利用に関する最新情報や研修・セミナーのお知らせなどを提供しています。