去る8月25日と26日にONE・STEP企画(トーコロ情報処理センターの重度身障者在宅パソコン講習事業の修了生グループ)主催の身障者向けパソコン通信講座は昨年に引き続いて行われ、
今年は、NECの C&C 新宿校をお借りして開催しました。
当日は受講者6名、ボランティア4名、ONE・STEP 企画の講師2名、トーコロ情報処理センターの職員1名、それにNEC
さんから見学者が数名来られました。
会場は講習会専用とあって、非常に良く設備が整っていました。 パソコンは受講者一人1台ずつあり、講師の操作を受講者のモニタに写し出すことや受講者の様子を講師側のモニタで確認することができます。
講師が受講者の所へ巡回する必要はなく、限られた時間を有効に利用することができました。 特に、我々のように講師が車イスを使用している場合、なおさら好都合です。
講習会ではパソコン通信の魅力から説明を始め、実際にネットにアクセスし、パソコン通信の凄さや便利さ、面白さを体験して戴きました。
受講者からは「アットホームで落ち着いて学ぶことができた」と話しておられました。
小さな規模の講習会でしたが、沢山の皆さんのご支援とご協力があってこそ実現できたのだと実感しています。 「一人で見る夢は夢で終わるけど、みんなで見る夢は夢で終わらない」ことを身を持って体験しました。
帰りに打ち上げをし、「また、やろうよ!」と言う言葉を交わして別れました。
最後になりましたが、NEC 様には講習会場を提供して戴きましたこと、また、会場の提供にとどまらず、何かと講習会当日もご配慮戴きましたことを深く感謝致します。
ONE・STEP企画 代表 吉川誠一(元在宅講習8期生)
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